CPLDを使ったユニバーサルプログラマ

XMP version 2

目次

  1. これは何をする機械か?
  2. 対応デバイス
  3. 動作原理
  4. 回路図と修正
  5. プリント基板
  6. 作り方
  7. 各種ダウンロード
  8. デバッグ方法
  9. よくある質問
  10. 部品と基板の頒布
  11. 使用上の注意
  12. 更新日記

資料

  1. 部品表
  2. Ver2について
  3. 完成写真
  4. CPLD、XC95108のピン配置
  5. CPLDの内部構造
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CPLDユニバーサルプログラマってなに?

CPLDユニバーサルプログラマは、EPROMPICをはじめ、 EEPROMSerial-EEPROMFlashROMGALOTPROM などいろんなデバイスにデータを書き込むための装置です。
対応デバイス一覧表

普通のROMライターとなにが違うの?

 中心となるデバイスにCPLDを使ったことです。CPLDというはユーザーが設計したロジック回路を書きこんで使うデバイスです。
 いろんなデバイスに対応しています。現時点ではROMだけでなく、GALやPICも書きこむことができますが、さらにCPLDを書きかえれば未知のデバイスに対応できるという可能性も秘めています。また、CPLDはコア電源とIO電源が別々なので、3.3V系のデバイス(FLASHROMや一部のPLD)にも電圧ストレスなしで接続できます。

どこで売っているの?

 完成品は売ってはいません。自分で作るのです。

つくるのは難しいの?

 いいえ、難しくはありません。(でも、ちょっと難しいかもしれません)。その秘密はCPLDにあります。従来だったら気の遠くなるような複雑な回路がCPLDの中にすっぽりと入っています。ですから、皆さんはCPLDのピンとデバイス用ソケットをほぼ直結するだけで、高性能なユニバーサルプログラマが簡単に自作できます。何も悩むことはありません。さあ、今すぐダウンロード!

作り方は?

 プリント基板部品を手に入れ、はんだ付けします。そして、XILINX社のWebサイトからCPLDの書きこみツールをダウンロードし、書きこみます。そして、Windows対応のソフトウェアを起動し、設定を完了するだけです。

Windows版ソフトウェアの特徴は?

 フリーなハードとソフトでありながら、操作性がとてもよいことを目指しています。多くの自作ROMライターとは違い、デバイスに対して
読みこみ
書きこみ
ベリファイ
ブランクチェック
セキュリティー機能
消去
などの機能が、わかりやすいGUI環境ですぐに使えるという、市販品に勝るとも劣らない使いやすさを追求しています。
 また、個々のデバイスが要求する書き込み電圧や、書きこみパルス時間もわかりやすいGUI環境でカスタマイズすることができます。
 本ソフトウェアはPCのメインメモリ上にバッファを持っていて、ファイル⇔バッファ⇔デバイスの間のデータのやり取りが思いのままにできます。任意のアドレスから任意のアドレスまで書きこんだり読み出したりというきめ細かな操作も簡単に行えます。


 さらには、GUIで統合化されたバイナリエディタや、プロジェクトの概念により、さらにプロ仕様の仕上がりを目指していきます。

ところでXMPって何?

 ユニバーサルプログラマの開発コードネームです。コードネームなので、コブラでも何でもよいのですが、とりあえず、XはXILINXを使っていることを主張しています。Mはいろんなデバイスに対応しているという意味でMultiのMです。Pは当然のことながらProgrammerです。もし気が変わってALTERAを使うようになったら、AMPになります。

 XMPは開発コードなので、正式名称は未定です。何かいい名前があったらお知らせください。


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