CPLDユニバーサルプログラマ 作り方
Under construction...
●
プリント基板で作る場合
部品を用意します。
プリント基板のシルク印刷(コスト削減のために基板上にはシルク印刷はありません)を参考にしながら、部品を基板に挿入します。
足に番号がついている部品では、1番ピンのパターンを四角くしています。以下の部品が該当し、1番ピンが四角いパターンになっているはずですので、向きに注意してはんだ付けしてください。
例:
以下の表は、向きに気をつけなければならない部品です。
部品名
留意点
部品のパッケージ
集合抵抗
@番ピンには黒い線が入っている
DIPパッケージ
集合トランジスタ
各種IC
切りかきが上
@番ピン横には丸
40ピンソケット
DIPパッケージに準じる
レバーが上
84ピンPLCCソケット
@番ピン側には三角形
電解コンデンサ
+側の方が足が長い
−側にはパッケージに印
1N4002
カソード側には白い線
実際には立てて使う
基板シルクにA,Kの区別が書いてある
いくつかの例外はありますが、基本的に背の低い部品からはんだ付けします。そうした方が楽に、綺麗に作れます。例えば次のような順番ではんだ付けするとよいでしょう。
チップコンデンサ 0.1μF
ショットキダイオード 1SS294
集合抵抗
金属皮膜抵抗・カーボン抵抗
電源ダイオード 1N4002
DIPのIC
PLCCソケット
この後はどんな順番でも構いません。
全ての部品がはんだ付けし終わったら、電源を入れる前に念入りに半田ブリッジがないかどうかを目で確認します。次に、VCCとGND、VCCIOとGNDをテスターで導通チェックします。特に整流用ダイオード1N4002の向きには注意してください。逆にすると、回路が全て壊れます。
CPLDをソケットに挿さずに
電源を入れ、回路のVCC電圧を測定します。5VならばOKです。またCPLD(XMP2)のVCCIOの端子が5Vか3.3VならOKです。電流を測れる人は測ってください。数十から100mA程度ならOKです。
いよいよCPLDをソケットに挿し、電源を入れます。煙が出るなど特にひどい症状がでなければ一応成功しています。パソコン本体のプリンターケーブルと接続してください。
もし、未書きこみのCPLDの場合は、XILINXのWebPACK付属のJTAGProgrammerを使って書きこんでください。
DIPスイッチが両方ともOFFになっているのを確認にしたら、ff00win.exeを起動します。ff00win.exeが両方のCPLD(XMP1とXMP2)を認識したら成功です。
次はどこへ行きますか?
このWebページ上で紹介したすべての回路、情報、内容に関する著作権は「なひたふ」が所有します。無断転載を固く禁じます。
(C)Copyright 1999-2000 Nahitafu