CPLDユニバーサルプログラマ 作り方

Under construction...

プリント基板で作る場合

  1. 部品を用意します。
  2. プリント基板のシルク印刷(コスト削減のために基板上にはシルク印刷はありません)を参考にしながら、部品を基板に挿入します。
  3. 足に番号がついている部品では、1番ピンのパターンを四角くしています。以下の部品が該当し、1番ピンが四角いパターンになっているはずですので、向きに注意してはんだ付けしてください。
    例:ランドパターン
  4. 以下の表は、向きに気をつけなければならない部品です。
    部品名留意点部品のパッケージ
    集合抵抗@番ピンには黒い線が入っている集合抵抗
    DIPパッケージ
    集合トランジスタ
    各種IC
    切りかきが上
    @番ピン横には丸
    DIPIC
    40ピンソケットDIPパッケージに準じる
    レバーが上
    40pin
    84ピンPLCCソケット@番ピン側には三角形PLCC
    電解コンデンサ+側の方が足が長い
    −側にはパッケージに印
    電解コンデンサ
    1N4002カソード側には白い線
    実際には立てて使う
    基板シルクにA,Kの区別が書いてある
    1N4002
  5. いくつかの例外はありますが、基本的に背の低い部品からはんだ付けします。そうした方が楽に、綺麗に作れます。例えば次のような順番ではんだ付けするとよいでしょう。
    1. チップコンデンサ 0.1μF
    2. ショットキダイオード 1SS294
    3. 集合抵抗
    4. 金属皮膜抵抗・カーボン抵抗
    5. 電源ダイオード 1N4002
    6. DIPのIC
    7. PLCCソケット
    この後はどんな順番でも構いません。
  6. 全ての部品がはんだ付けし終わったら、電源を入れる前に念入りに半田ブリッジがないかどうかを目で確認します。次に、VCCとGND、VCCIOとGNDをテスターで導通チェックします。特に整流用ダイオード1N4002の向きには注意してください。逆にすると、回路が全て壊れます。
  7. CPLDをソケットに挿さずに電源を入れ、回路のVCC電圧を測定します。5VならばOKです。またCPLD(XMP2)のVCCIOの端子が5Vか3.3VならOKです。電流を測れる人は測ってください。数十から100mA程度ならOKです。
  8. いよいよCPLDをソケットに挿し、電源を入れます。煙が出るなど特にひどい症状がでなければ一応成功しています。パソコン本体のプリンターケーブルと接続してください。
  9. もし、未書きこみのCPLDの場合は、XILINXのWebPACK付属のJTAGProgrammerを使って書きこんでください。
  10. DIPスイッチが両方ともOFFになっているのを確認にしたら、ff00win.exeを起動します。ff00win.exeが両方のCPLD(XMP1とXMP2)を認識したら成功です。

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