トランジスタを使ったスイッチング回路です。ベースに小さな電流を流すと、コレクタ−エミッタ間が導通し、大きな電流をスイッチングできる回路です。この回路はリレーやモータなどのコイルを含んだ負荷をスイッチするときに使われます。
逆起電力を逃すために、コイルを含んだ負荷をON/OFFするときにはかならずダイオードをつなぐ癖をつけましょう。このダイオードはフライホイールダイオードと呼ばれます。
それから、忘れずにベースに直列に抵抗をつなぎましょう。リレーやモーターは比較的大きな電流を流しますが、大電流を流せるトランジスタは大概Hfeが低いので、ベースに流す電流も大きくなります。こういう回路ではベースにつなぐ抵抗が数百Ω程度になるかもしれません。