2003.12.19 ナヒテック
XILOADはザイロードと呼びます。EZ-USB FX2(将来的にはEZ-USBも)とシリアルEEPROMをつかってXILINXのFPGAをコンフィグするためのフリーソフトウェアです。
2003年12月現在、次のような機能を持っています。
XILOADはEZ-USB FX2に接続されたEEPROMを自由に操作でき、Intel形式のHEXファイルに対応しています。
FPGAのコンフィグ以外にも、ファームウェアのダウンロードやEZ-USBのROM化の際に活用することもできます。
(例えば、ROM化を行うとROMの再書き込みが大変面倒だったりしますが、XILOADを使えば一発で解決です)
XILOADを使用してFPGAをコンフィグするためには、EZ-USB FX2のポートとFPGAを次のように接続します。
なお、これらの信号の割り当ては、Windows上の制御用ソフトウェアから自由に変更可能です。しかしながら、デフォルトの割り当てにしておくと最も高速に動作します。
なお、デフォルトの割り当てもファームウェアのソースコードを変えることで変更可能です。
ポート |
ビット |
機能 |
---|---|---|
A |
0 |
CCLK |
A |
1 |
DATA |
D |
0 |
DONE |
D |
1 |
INIT |
D |
2 |
PROG |
起動したら、まず「操作(O)->ファームウェアのダウンロード」を実行してください。
カスタムファームウェアのダウンロードを行う場合は、「操作→ユーザ定義ファームウェアのダウンロード」を実行します。
ROM化に失敗したEEPROMを消去するためには、「ファイル→新規作成」でバッファを空にし、「操作→EEPROMに書き込む」を実行します。
「ファイル→データファイルを開く」で、.iicファイルや、.hexファイルを読み込んで、「操作→EEPROMに書き込む」を実行して、ROM化を行うこともできると思います。
本ソフトウェアは一切無保証です。
本ソフトウェアの著作権は、作者である なひたふ が所有します。Windows用コントロールソフトウェアのライセンスはGPL2です。自由に使用・改変・配布して構いませんが、GPLに従って公開の義務を持ちます。ソースは自由に解析していただいて構いません。
ファームウェアに関しては、EZ-USBの開発環境をインストールしたときのExsampleフォルダにあるbulkloop.cを修正して作成しています。なひたふが改変した部分に関してはGPL2とします。
また、シリアルROMで動作を確認したものは、24LC64と24C1024のみです。他のROMは選択可能ですが動作確認は行っておりませんのでご了承ください。
ご意見・ご要望はnahitafu@nahitech.com
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