バウンダリスキャンをやってみよう平成16年12月10日
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この操作を行うために、XC3S50に何らかの回路を組み込む必要は全くありません。袋から出したままの状態、すなわちXC3S50がブランク状態でも行うことができます。
PUSH SWを押すと、パソコンの画面上で50番ピンの状態が赤から青に変わり、デバイスのピンの状態がHからLに変わったことがわかります。
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もちろん、この操作を行うために、XC3S50に何らかの回路を組み込む必要は全くありません。袋から出したままの状態、すなわちXC3S50がブランク状態でも行うことができます。
MITOUJTAGを使えば、ピンの状態を見たり操作するだけではなく、それを波形で表示することもできます。
下の図は、記事になっているフーリエ変換、スペクトラムアナライザを動作させるときにいろいろな信号をIOに出力させ、そのIOの状態をJTAGロジックアナライザで調べたものです。
JTAGロジックアナライザは、数百本〜数千本の信号を同時に観察することができますが、シリアル通信であるため、速度はあまり速くありません。そのため、40MHzのクロック速度をFPGA内部で分周し落としてサンプリングしています。
如何でしょう。バウンダリスキャンって便利だと思いませんか?
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