XILINX新コンフィグROM基板 - NP1005これは何?FPGA回路の開発でこんな経験はありませんか? FPGAコンフィギュレーション全般の悩み
万能基板でFPGAを使う場合の悩み
コンフィグROMと価格の悩み
もう、このような悩みは無用です。 購入方法ご好評につき完売いたしました。皆様、誠に有難うございました。概要NP1005は、XILINX社の新コンフィグROMであるPlatformFlashシリーズをより使いやすくするために開発された、世界初のピッチ変換基板です。 新コンフィグROM「XCFシリーズ」は、とても小型で安価なデバイスであり、同容量のXILINX社の従来のROMと比べて3分の1〜4分の1の価格で提供されています。 しかし、パッケージが表面実装でピン間隔も0.65mmと細くいため、使いにくく感じる方も多いのが事実です。 そこで、新コンフィグROMのXCFシリーズをより使いやすくするため、DIP ICのソケットにささる変換基板を開発しました。 特徴
こんな人にお勧め
回路図
この基板の使い方本基板は、コンフィグROMを手軽に使えるようにためのものです。 コンフィグROMの電源や、バイパスコンデンサ、プルアップ抵抗など、どのようなFPGA回路にも共通に使われるものはあらかじめ備えております。よって、プルアップ抵抗やバイパスコンデンサを、特に外部につける必要はございません。 VIOとVINTは、それぞれ基板上で0.1μFのバイパスコンデンサ(C1,C2)が接続されており、DONE信号は、VCCからLEDと150Ωの抵抗(R3)で接続されています。 なお、 本基板のピン配置は、XCFチップのピン配置やサイズの制約から決めております。
ポイント!!
各信号の内容は、次のとおりです。
WebPACKの設定 (今までコンフィグROMのないボードで開発をされていた方へ) いままで、コンフィグROMが無いボードでFPGAの開発をされていた方は、WebPACKで「Generation
Programming File」を実行するときに、「FPGA Start-Up Clock」で「JTAG
CLOCK」を選択していたかと思います。 ※なお、MITOUJTAGというソフトウェアを使えば、bitファイルを直接コンフィグROMに書き込むことができ、更に便利になります。 JTAGって何?JTAGとは、ハードウェアデバッグ用のシリアル通信の標準規格です。現在ではJTAGはデバッグ用以外にも、ROMの書換えなどのシリアル通信にも積極的に採用されており、このXCFシリーズも例外ではありません。 また、コンフィグROMを用いずにFPGAに直接ダウンロードする場合にもJTAGが用いられています。 これからのFPGA開発フローこれまでは、XILINX FPGAの開発にはWebPACKが使われてきました。 そして、設計したデータをROMに焼き付けるためには、iMPACTが多く使われてきました。しかし、XCFコンフィグROMは比較的新しいデバイスであるため、WebPACKのバージョン5に付属したiMPACTでは対応しておりません。
ところが、実はこの作業は非常に面倒でした。なぜなら、iMPACTはとても使いにくく、bitファイルからMCSへの変換の方法がとてもわかりにくかったからです。 そこで、MITOUJTAGを使えば、簡単なGUI操作でbitファイルを直接コンフィグROMに書き込むことができるようになり、開発がとても楽になります。 (ご参考)XILINXコンフィグROMの使い方XILINXのコンフィグROMと、FPGAの標準的な接続方法を紹介します。なお、この接続方法は、かつてのXC17シリーズやXC18シリーズの頃から変わっておりません。
FAQ■ この基板の電源は? この基板にはVINTとVIOという2つの電源があります。VINTは、ROMのコア電源であり3.3Vです。VIOは、ROMのI/O電源であり1.8V〜3.3Vを接続します。SpartanIIでお使いの場合は、VINTとVIOに同じ3.3Vを入れればOKです。 ■ LEDは何のためについているの? XILINXのFPGAは、コンフィグが終了するとDONEという信号がLからHに上がります。このLEDはDONEにつながっており、コンフィグが終了すると消灯するようになっています。 使用上のご注意この装置は、FPGAの動作検証目的などを想定して作られております。この装置を使用した結果は一切保証できません。この装置を組み込んだ装置は、データーの消失や異常な動作をする可能性が否めないので、絶対に次のような装置には使用しないでください。もし使用して、いかなる結果が起ころうとも、設計者・製造者やデバイスメーカーは一切責任は負いません。
この装置を製作、使用することによって、感電・爆発・火災・火傷等が発生した場合も設計者・製造者はいかなる場合においても火災・爆発・感電・火傷等に関する責任は負いません。各自で最新の注意を払って、回路を確実に理解し、製作・使用をおこなってください。 ご意見・ご質問ご意見・ご質問はメールでお願いします。 ご注文方法ご好評につき完売いたしました。皆様、誠に有難うございました。 |