インピーダンスとは何か

ご注意
「基本の豆知識」関連のページはまだ書きかけです。内容は暫定的なもので、推敲もしておらず、内容の正しさも確認していません。ご注意ください。

1. 電圧の分圧

2. 横槍を入れる

3. 電圧の綱引き

4. 無視しても良い場合

5. 抵抗値と良く使われる場所

R = V / I
 だれでも知っているオームの法則ですが、これを使いこなせるようにならなければ自分で回路を作ることはできません。式は一つですが、使い方は二つあります。この式の入力が、電圧なのか、電流なのかが時と場合によって違うからです。
 抵抗は最もポピュラーな部品です。秋葉原へ行けば0.1Ω〜10MΩくらいの抵抗は簡単に買うことができます。ざっと1億倍の値の差がある部品です。当たり前ですが、これら抵抗はすべてオームの法則に基づいて動作します。ということは、抵抗に流れる電流も用途によって1億倍くらいの開きがあるというわけです。
 もし、何かの回路を作りたいと思った時に、一億倍の開きがある選択肢の中から最も適当な値を抵抗を選んでこなければなりません。どのようにして選べば良いのでしょうか・・・


 それは、抵抗を使う目的が決まれば自ずと抵抗の値は決まってきます。下の表は、私がよく使う抵抗の範囲をまとめたものです。だいたい誰でもこのような感じでしょう。
 たとえば、0.1Ωの抵抗を静電気対策やオペアンプの帰還に使うのは現実的ではありません。まずはこのような値の感覚をつかむことが大事です。
 これが分かってしまえば、回路定数の決め方もわかります。
電気回路によく使われる抵抗値の範囲
0.1〜1Ω 強電流測定用        
1〜10Ω 電流制限用 入出力インピーダンス用      
10〜100Ω    
100〜1kΩ   とりあえず用 OPアンプ用 時定数用  
1k〜10kΩ ベース抵抗
バイアス電流
ディジタル回路
プルアップ用
10k〜100kΩ  
100k〜1MΩ 微弱電流測定用   静電気対策
1MΩ〜      


基本の豆知識トップページに戻る
電子回路の豆知識に戻る
ホームページに戻る
このWebページ上で紹介したすべての文書に関する著作権は私、なひたふが所有します。無断転載を固く禁じます。 (C)Copyright 1999-2000 Nahitafu
Presented by なひたふ新聞