パラレルポートのPnPの実験

Rev0.1 平成14年8月18日

 Morphy企画様のVirtexEボードにIEEE1284インターフェースを実装した。
 しかし、今はまだIEEE1284の各種モードのうち、ニブルモードしか実装していない。ECPやEPP、互換モードやバイトモードは後回しだ。

 VirtexEにはFIFOを実装していて、IEEE1284を通じてFIFOへの書きこみができる。書きこんだデータはIEEE1284のネゴーシエーションの際に読み出される。ネゴーシエーションでは  

[0x00]JMFG:Nahitafu;MDL:Vitrex300E;CLS:Dot4;DES:Vitrex300E;
 という文字列を返すようにした。
 そうすると、Windowsの起動時に新しいデバイスとして認識される。デバイスドライバを書けば、立派な周辺装置として働くだろう。
 いずれすべての機能をサポートできたら、IEEE1284のIPコアとして提供するつもりだ。

VirtexEにプリンタポートを接続

Windowsを起動すると、自動で認識される

システムのプロパティを見るとこんな感じ

レジストリもこんな感じ


具体的に、どんな回路を組んだかの詳細を紹介します。
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