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MITOUJTAG/トラ技版は、パラレルポートを備えていないノートパソコン等からでもご利用いただけるよう、RS232Cを用いてJTAG接続できるようになります。 RS232CとJTAGは、全く異なる電気信号なので、プロトコルなどを変換する必要があります。そこで、マイコンを使って、RS232CとJTAGのプロトコルを変換します。 これによって、RS232CからMAX IIデバイスの、JTAGデバッグと書き込みができるようになります。
2005年のトラ技付録のR8C/Tinyマイコンを使い、下記の写真のようなRS232C-JTAG変換アダプタを作成することで、本機能をお使いいただくことができます。
本アダプタの回路図を、以下に示します。 回路図(クリックで拡大) R8C/Tinyマイコンには専用のファームウェアをプログラミングする必要があります。また、MITOUJTAGに、RS232C-JTAG用のDLLを追加する必要があります。 非常に簡単な回路なので、昨年の付録R8C/Tinyマイコンがあれば、すぐに作ることができるでしょう。ぜひとも、この機会にR8Cマイコンを有効活用してください。
デザインウェーブマガジン付録のARM基板を使う場合、ARM基板上のコネクタから直接JTAG信号が出力されますので、万能基板上に組み立てる必要はありません。 各コネクタから配線を引き伸ばして、MAX II付録基板のCN4に接続してください。コネクタのピン番号とJTAG信号の対応は、
となります。
本機能を使うためには、ADuC7026には専用のファームウェアをプログラミングする必要があります。また、MITOUJTAGに、RS232C-JTAG用のDLLを追加する必要があります。
トランジスタ技術5月号(4月10日発売)のCD-ROMに、RS232C-JTAGに対応したMITOUJTAGの改良版と、各種マイコン用のファームウェアが入っていますのでご利用ください。 CD-ROMからファイルを解凍すると、r8cjtag.mot (R8C用)または armjtag.hex (ADuC7026用)というファイルが出てきますので、各マイコンにプログラミングしてください。
以上でセットアップは終了です。
MITOUJTAGを起動したら、メインメニューから「ケーブル(B)→ケーブルの接続(C)」を選択します。 次のようなダイアログが開きますので、RS232C-JTAG/R8Cを選択します。
MITOUJTAGはRS232C-JTAGへの接続を試みますが、デフォルトではCOM1が割り当てられていますので、ご使用の環境に応じてカスタマイズする必要があります。 カスタマイズするには、MITOUJTAGがインストールされているフォルダの中にある"rs232c.txt"というファイルを編集してください。編集する箇所は、下のリストの赤い文字で示した2箇所です。
下の図のような画面が現れれば成功です。
その後は通常どおり操作してください。
RS232C-JTAGでは、115200bpsで接続した場合、付録基板CPLDへの書き込みはおよそ35秒ほど要します。また、バウンダリスキャンの性能は毎秒60回程度です。 USBシリアル変換器を用いた場合の性能の低下は10〜20%程度に抑えられています。
本装置と市販のUSBシリアル変換器を用いと、USBからJTAGを操作することができ、ノートPCなどからでも付録基板を操作できるようになります。 しかし、多くのUSB-RS232C変換器で用いられているUSB-RS232Cチップ用のデバイスドライバには問題があり、本ソフトウェアを使用するとWindowsがクラッシュ(通称 ブルースクリーン)してしまうことがあります。 この現象は、Prolific Technology社のPL2303というUSB-RS232C変換チップを使用したUSB-RS232C変換器の場合に特に発生することが確認されています。しかしながら、今日容易に入手できるUSB-RS232C変換器のほとんどは、PL2303を使用しています。 この現象を回避するには、PL2303用のデバイスドライバ(ser2pl.sys)を最新のものにアップデートしてください。 最新のデバイスドライバは、USB-RS232C変換器の各メーカーにはありません。 チップベンダーであるProlific Technology社のWebサイト また、どうしてもクラッシュしてしまうという場合には、rs232c.txtの中のWAITの項目を1に設定してください。 |
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